2012.02.12 (Sun)
荒地の盗人萩の実 縛る鎖紐
12月に入院していたときに綺麗に咲いていたユッカ欄はどうなっているかしらと、
近くによっていくと、荒地の盗人萩の実を見つけました
2月9日

ピンボケだったので、2月11日もう一度写真に撮ってみました

荒地の盗人萩って名前が面白いです。昨年9月11日に初めてこの名前を知りました
9月と2月と、色が枯れているだけで、形はほとんど違いがない。でもズボンの裾にくっつく力は
もはや失っているようです

荒地の盗人萩の学名を調べたら面白い
Desmodium : ヌスビトハギ属
Desmodium(デスモディウム)は、ギリシャ語の「desmos(鎖(くさり))+ eidos(構造)」が語源
実の途中がくびれて「鎖」状になっていることに由来
鎖は δεσμοσ 新約聖書に16回出ているので、私の持っているギリシャ語辞典にのっています
意味は、①(人や物を)縛る(に用いる)もの、紐、綱、鎖 (特に囚人を縛る)枷かせ 鎖等
②囚人たる事(状態) 縄目
③体の器官・手足を縛ってその使用を妨げるもの)束縛 きずな
夫が現在入院している大学病院で、16年前に私は母を亡くしました。
当時、私の病院とか、医師、その他、一般に権威があるとされているものに対して
「言いたいことを言ってはいけない。遠慮しなくてはいけない。」
というような鎖、その他、様々な鎖に縛られていたことだなぁと思い出されました。
病院では「ご意見箱」のようなものが設置されています
こんなことを書いてみようかなあと思います
私は入院患者の家族です。新しい病棟は従来の外来病棟から遠いことが難点だなと思っていましたが、昨日、それもかえって良いこともあるなと思ったので投稿させていただきます。
手術の翌日の土曜日の朝のこと、CT検査を受けるとのことで、病室で待っていたところ、担当の先生自らが迎えに来てくださり、旧病棟の検査室まで、主人の車椅子を押して往復してくださいました。
そして、ベッドから検査室までの移動の間、先生と夫と私とは、同じ方向を見ながら、何気ない会話をすることになりました。内容は別にありません。でも医師と患者という関係だけではなく、同じ時に同じ場所に生きている者同士であるという感じがして、何か嬉しい気持ちになりました。
また、二階の連絡通路は、絵画だけではなく、他の作品も鑑賞できるようになっていて、長い通路を楽しませていただいております。
今日のことば 創世記2章15節 (新改訳聖書©新日本聖書刊行会)
2:15 神である主は、人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。
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